朝が来た
朝７時を待って、
幼稚園ママ３人のグループＬＩＮＥに
『やばい 転勤 福岡 春から』
と送信。
１人は小学校も一緒で、上の子がいるから色々教えてくれるママさん。
もう１人は下の子が一緒に入園するサバサバで男前なママさん。
前日に、「同じクラスになったら一緒に役員やっちゃおうね～」とか
来年度について３人で色々ＬＩＮＥやり取りをしてたとこでした。
（役員やっちゃおう！は意識が高い訳でなく後々の面倒を避けるためですｗ）
朝っぱらからお騒がせで申し訳なかったんですけど（汗）
私も誰かに言わないと整理がつかず甘えました。
子供達が起きてきてからは
普段通りにしないといけないのが辛かった。
寝てないし、頭パンパンで余裕ないし。
土曜日の午前保育だったので幼稚園の送り迎えと
下の子の公園遊びを夫にまかせ、
１人時間になってから、
息子の耳に「転勤」「引越し」ワードが回る可能性がない
福岡にゆかりある友人にＬＩＮＥして情報提供のお願いをしました。
そして、本屋へ行って『るるぶ福岡』を買いました。
ミスドに行って、子供達が帰ってくるまで熟読しました。
『るるぶ福岡』を買った理由
- 路線図が見やすい
- 地図が見やすい
- 観光名所との位置関係がわかる
- 福岡グルメを学べる
- グルメ、観光地で楽しみを作って気持ちを上げる
- 引越ししてからも街歩きに使えそう
「るるぶ福岡」を読んでいたら
夫に『楽しそうだな ♪』って言われた。
もともと呑気なのは知ってましたよ。
そこがいい所なんじゃないかと思ってましたよ。
でもさ、、、
「転勤」は１人じゃ背負えませんよ！（怒）
福岡に転勤だと聞かされた夜【まずやったこと】
朝になったら幼稚園の準備もあるし一旦寝よう。。。
と思いベッドに入ったものの目をつぶると
浮かび上がってくる不安で眠れず
呑気な顔して眠っている息子の顔を見ていたら
悲しくて悲しくて、、、
しばらく寝顔を眺めてました。
娘も兄の幼稚園に産まれた時から通っているので
（朝は送りで帰りはバス利用）
先生やママ達や兄の友達とその妹弟たちと顔見知りで
幼稚園に行ったらアレするコレするって楽しみにしてたのに。。。
何度目をつぶっても眠れないので
呑気に寝ている夫に苛立ち、
とことん調べてやろうとノートとペンを出して机に向かいました。
福岡のどのエリアに住めばいいの？
福岡には２０年位前に１回行ったことあるだけなのでさっぱりわかりません。
なぜか福岡にゆかりのある知り合いがたくさんいるので
ＬＩＮＥしたいけど深夜３時（汗）
とりあえず自分で調べてみようと
『福岡 転勤 住みやすい』で検索
人気のエリアや路線、駅名などの特徴を
わかりやすくまとめてくださっているサイトを見つけました。
地名の漢字が読めない。。。（汗）
とりあえず、まあ勝手な読み方をしてノートにポイントをまとめました。
みっちり３ページになりました。
休日・夜間救急センターにも行きやすいみたい
ということがわかり、
同じ年の兄妹を育ててる福岡のお友達の
年賀状を引っ張り出してきてみたらやっぱりこのエリアだった。
明け方４時頃、子供が咳してたので寝室に行ったら
夫も起きて『眠れた？』と。
『眠れるわけないでしょ。。。息子の顔を見てたらさ。。。』
と言った瞬間、涙がブワーっと出てきた（涙）
話を聞いてから数時間の不安と緊張とが爆発した。
泣けて良かった。
１回泣くとスッキリするから。
子供を産んで退院してきた日も
不安と緊張で号泣して「やるしかない」って
腹くくったというかあきらめたというか。
早く腹をくくりたい。。。
福岡に転勤だと聞かされた夜【最初に思ったこと】
夫のイビキを聞きながら、最初に思ったこと
どうしよ。。。
１番心配だったのは、春から小学校に通う息子のことでした。
息子は真面目というかビビりというか。。。
自分で言うのもなんですが、私のことが大好きでｗ
『幼稚園や習い事は楽しいけママと離れたくない（涙）』
と泣いて、時には泣きすぎて吐いて。。。
毎朝 幼稚園の玄関で２０分くらい別れを惜しんでる子
と幼稚園ママの間でもちょっと有名で（汗）
そんな息子も年々少から通った幼稚園４年目の２学期から
やーーーっと泣かずにすんなり通えるようになったんです。
休日もお友達と遊びたがるようになりました。
大好きなお友達と同じ小学校に通い、
通学路にある妹の幼稚園バス停まで一緒にお迎えへ行き
交代で乗っている先生に挨拶するのを楽しみにしてました。
お友達のお兄ちゃんやお姉ちゃん、
同じマンションのお兄ちゃんやお姉ちゃんもいて
とにかく楽しみにしていたんです。
通学路も一直線に歩いていけばよくて私も安心してました。
それにしたって新しい環境に慣れるまでは
またメソメソ君に戻ってしまうかもと思ってました。
それが、知らない土地で、
誰もお友達がいない学校に１人で通うなんて。。。
可哀想すぎる。。。
単身赴任？？
子供が産まれてからの６年で私が築き上げたご近所ネットワークで
信頼できるママ友、
話を聞いてくれる小児科の先生、
皮膚科に耳鼻科に眼医者に歯医者に、
私の内科にカイロに、
使い分けしてたスーパーに、
行けば誰かしらお友達に会える近所の公園に、
ベランダから見える富士山の景色に、
この安心しきって暮らせる生活を捨ててまた１から始めるのか？
夫に１人で行ってもらうか？
考えました。
転勤期間は未定で、次の転勤で戻れるかも未定。。。
最低３年は行くでしょう。
お友達との別れはとてつもなく悲しいけれど、
きっとお友達はすぐに作れる。
６歳の息子とまもなく３歳になる娘にとって
父親と過ごす『３年』ってすごく大きい気がして
やっぱり家族で行こうと決めました。
（この時、手の震えが止まらないまま 深夜２時頃）
福岡へ転勤だと聞かされた夜【報告】
１週間前に娘の入園面接＆入園手続きを終え、
２日前に息子の就学前健診を終え、
春から通い慣れた幼稚園と
母子共にお友達がたくさんいる小学校に通う準備万端で
安心しきっていた夜でした。。。
子供と寝落ちしてしまい、深夜１時に物音で目を覚ましたら
めずらしくお酒を飲んで帰ってきた夫が言いました。
『転勤。福岡。』
はぁ！！？？（心の声）
寝起きの私には衝撃的過ぎて、もう一度ベッドに入り眠ろうとしました。
脳が拒否して眠れそうでした。
半分 現実逃避です。。。
さすがに、ちょっと！と夫に起こされ話を聞きました。
- 夫は３か月後から福岡勤務
- 昇進に伴う異動である
- 借り上げ社宅（家賃の上限はまだ不明）
とザックリした情報のみ。。。
とりあえず、決めたことは
- 家族で行く
- 夫が先に行く
- 私と子供達は息子の卒園を待ってから行く
- 翌月のお遊戯会が終わるまでは子供には伝えない
でした。
夫は、ため息ひとつついてイビキをかきながら一瞬で夢の中へ。。。
変に頭が冴え始めてしまった私は当然眠れず、ワナワナと手が震えてました。
あの時（『転勤』と聞かされた直後）眠らせてくれてればよかったのに。。。
